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■楮(こうぞ・・・美濃楮、那須楮/和紙原料)
桑(くわ)科
学名:Broussonetia kazinoki
開花時期:4〜5月
分布:本州以南
●山野に生える。
●6月頃、木イチゴに似た、つぶつぶの実がなる。甘い。
●名前は、「紙麻(かみそ)」→「かみぞ」→「こうぞ」に 変化したとの説あり。
●別名「紙の木(かみのき)」製紙原料になることから。
美濃楮、那須楮は楮の栽培された地域での分類です。楮の木はその栽培地により収穫できる品質に差があり、那須楮は日本で最も質の良い物と言われています。
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■三叉(みつまた・・・和紙原料)
沈丁花(じんちょうげ)科
学名:Edgeworthia chrysantha
開花時期:3/10頃〜4/10頃
分布:中国原産。繊維植物として日本の暖地に栽培
●原産地は中国中南部、ヒマラヤ地方。江戸時代初期に渡来。
●花は、蜂の巣がぶら下がったような形。
●枝が3本ずつ分岐する。(不思議!)これが名の由来です。
●樹皮には強い繊維があり、和紙の原料になる。しわになりにくく高級で、また虫害にもなりにくいので、1万円札などの紙幣や証紙など重要な書類に使われる。
●「三椏」とも書く。「椏」は”あ”とも読み、「木の股」の意味がある。
●赤い花は戦後、愛媛県の栽培地で発見され、今では黄色い花とともによく栽培されている。 |
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■雁皮(がんぴ・・・和紙原料)
沈丁花(じんちょうげ)科
学名:Diplomorpha sikokiana(French. et Savat.)Honda
開花時期:5〜6月
分布:本州(静岡県小笠山および石川県南部以西)・四国・九州(佐賀県黒髪山)
比較的日のあたる砂質土あるいは蛇紋岩地に生育。高さ2mほどの落葉低木。若枝・葉・花序は伏した絹毛を密生、葉はまばらに互生。裏面は特に絹毛が密で灰白色を呈し、長さ1.5〜8cm、幅1〜4cm。2〜3mmの短い葉柄がある。7-20花の頭状花序を頂生。花は淡黄色。
水うちわに使用する和紙にはこの雁皮を使用しています。 |
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■黄蜀葵(とろろあおい)
葵(あおい)科
学名:Abelmoschus manihot
●黄色い大型の花。晩夏に咲く。一日花で、夕方早い時間に 閉じる。
●「おうしょっき」とも読む。
●別名「通和散」(つうわさん)。
●根の部分が粘っこいらしい。
原料ではありませんが手すき和紙にとってなくてはならないものです。ネリは、水中の繊維を均等に分散して浮遊させ、沈殿しにくくしてすきやすくします。また、紙料液が簀のひごの間から漏出するのを防ぐため、簀の上で繊維をよく絡ませる効果を発揮します。そしてネリは時間がたつと
姿を消しあとに不純物を残しません。このネリの効果が「流し漉き」という世界最高の紙・和紙を生む技術を確立させたのです。 |
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