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ブログ「かみのめぐみ」
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 最近は一般の方にとっても身近な印刷方法です。多くの家庭にもパソコンとつないだインクジェットプリンターがあることと思います。しかし、それらプリンターが印刷できる媒体は、基本的には限られており、特に繊維の長く薄い和紙への印刷ができるものはほとんどありません(時々市場で見かけるインクジェット対応の和紙とあるものは、和紙に印刷ができるよう加工処理がされている和紙風のものです)。それに対して、弊社の印刷機は業務用に開発されたもので、例えば何十メートルもの長い和紙への印刷や、提灯用の薄い和紙などにも印刷できるようにカスタマイズしてあります。

工程
1、 データ作成
印刷データの作成 インクジェットプリンターの出力に欠かせないのが、印刷するデータの作成です。 このデータの出来次第で印刷の結果は大きく変わりますので、質の良いデータを作成する事が重要な作業になります。版の製作を必要としないために、この作業には特に時間を費やします。弊社の伝統的な仕事であるお盆提灯の文様づくりに対しては、桃山調といわれるほど、その時代の絵画に基礎を置いています。そのためコンピュータ上で筆の柔らかさを再現するために本絵はやはり手で書いた絵を元にデータを組み立てます。

2、 色調整
インクジェット用紙 コンピュータプリントと言っても、機械任せでは印刷の仕上がりは期待できません。 市販されている通常のインクジェット用紙は純白が基調ですが、和紙にはさまざまな色があります。印刷の仕上がりも地色のある紙とそうでないものとでは大きく違います。求める色彩にするために基になるデータの色相調整やインクの濃度調整でバランスをとる事が大切になり、どんなに機械化されても長年の職人の技と感が必要であるという由縁です。

3、 出力
インクジェット機械 弊社で行う印刷用の和紙には厚いものから薄いものまで(12gから80g)あります。出力は基本的に機械の作業ですが、薄い和紙に出力するためにコックリング(波打ち現象)が起き易く、暖かい目で養生しないと直にインクジェットはトラブルを起こして大切なヘッドを壊してしまいます。目が離せません!

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